ないとなったら

もちろん、震災以降は水道水飲んでません。
食べ物の買いだめも尽きてきましたので
慣れ親しんだブランドであっても涙の別れをつげて
北海道や青森、四国九州の食品をメインにしております。

給食は地産地消とか言い続け、検査をする気は全然ナイ!!
という千葉・茨城の食品を使っています。
牛乳は飲むな令を出しています。
チェルノブイリの小児甲状腺がんの80%は牛乳が原因と聞いたから。
でものどかわくから飲んじゃってるんだよね。
下水道は夏休み以降の復旧だとかで、
上水道もトイレも使えてないから。

帰るなりトイレに駆け込む娘の
膀胱炎が本気で心配。
仮設トイレは「無理」なんだそう。

ああ、衣食足りてこその躾が、どんどん破壊されていく。
生産者に感謝しつつ食べ物を大切にする気持ちは日本の美徳。
生産者の利害と拮抗する生活に変わってしまって本当につらい。

オージービーフやカナダ大豆の納豆を選んで買うなんて
くやしい、情けない、悲しい。



さて、ないとなったら調達の努力努力。

昨日、淡路の新たまねぎを10Kg
徳島のれんこん、にんじん、きゅうりを各2Kg
ついでに香川のキャベツをいっこ買ってみた。
キャベツは新キャベツ以外あんまり積極的に使わないのだが
ロールキャベツとか豚汁とかお好み焼きにはないと困る。
食べた中で一番キャベツがおいしかったのは北九州だったんだけど
手に入らないなー。痛みやすいのかな。
他の4種類は切らすと私のレパートリーの大半が死ぬ。
新じゃがいもはまだ北海道産が出回らないので見送り。
なんだか寒い春だけど、ケガジは大丈夫なんだろうか。

家庭菜園も考えたけれど、シロウトがプランターで作っても
1日分にもならんのではないだろうか。
葉っぱもの全滅by虫、とか
げっなぜこんなにまずいんだナス、とか
あああ海辺のベランダは雑草すら生えないぜ
といった封印の過去を考えるにつけ
努力の方向をとっくり検討しようと思うのだ〜。


関東はたいへん食材の豊富な場所だが
あんまり旨いものはない、というのが私の意見。
食べ物は北のほうが美味だが西のほうが品物が大きく見栄えが良い。
全国に分布する植物・畜養動物・魚は西に行けばいくほど大きく不味くなる。
(西にしかないものは当然西が旨いが)
狭い経験での個人的味覚だけれど、この感覚に従って暮らしているので
東電原発による汚染は心理的にクるものがあった。