こありー

ひとり娘9歳。
ほとんど人間扱いのマルチーズ、オス10歳。
子蟻ってやつです。

世の中いろいろ厳しくてもインフラは充実しているらしく
生活がかなり逼迫している人でもネットはしている。
なにかしらの端末は持っていて継続的にツールとして
使っているのだろう。

マジコマ・ホンコマなる言葉があるようで
ほほー、と思いつつのぞいてみた掲示板では

「こんな未来だとわかっていたら子供なんか作らなかったのに」
「こんなだからもちろん子梨です」
という発言が目立つ。
うちはまだそれほど困窮しているほうではないと思うものの
大変納得できる言葉である。

なにしろ子供はものすごいお金がかかる。
しかも手間どることこの上ない。莫大な時間と労力がいる。
わたしも一人でもくらくらしている有様だ。
自分では手間の削減方法を選ぶことはできない、
なぜなら社会に強要されるからだ。
選択子梨さんは危機管理能力が高いのかもしれない。

よく「産んじゃえばなんとかなるわよ」という女性が
いるそうだが、わたしのまわりの職業婦人は誰ひとりそんな
不正確なことは言わなかった。
だから私も言おうと思う、子供は本当に至高のぜいたく品であり
その点において議論の余地はほとんどないと。

お金さえあれば育つというものでもなく、
親の全精力を吸い取って子は生きる。
昭和までの事情とは明らかに違い、自分程度の人間に
育て上げるコストは4倍近く、体力は3倍近く必要だ。
(当社比)
そうまでしなければまともに育ちあがらなさそうだ
というこの明確な確信はどこから来るかというと
やっぱ
団塊ジュニアゆとり世代
いやでたまらない、
彼らの主張や意見が悪目立ちしていて
こいつらの下では年下がダメになるな
と思ってしまっているということなんだろうな。

社会に育ててもらえない子供はお金がかかって当然なのだ。